









役人天国の大阪市役所。


カラ残業
本当は残業していないのにも関わらず、残業したという虚偽の申請を行うことで、不当に残業代を受け取るということが、組織ぐるみで行われていました。
3年半で25,330件、総額1億2,292万円の税金が不正に支払われていました。


ヤミ専従
大阪市役所の職員で構成される労働組合の役員が、市から給与を貰いながら本来の市職員としての勤務をせず、組合上部組織の全日本自治団体労働組合大阪府本部にて組合活動をしていたことが判明しました。
2005年に年間24万時間(約10億円分)が発覚し、2012年に交通局でも再発覚しました。


天下り
競争性のない随意契約で事業を委託される大阪市の外郭団体に、市職員OBが再就職していた数が、2011年7月時点で1,487名(72団体)もありました。
2010年の外郭団体への合計委託件数は325件、委託料は42億円でした。


市職員厚遇
政令指定都市中最悪という深刻な財政危機にも関わらず福利厚生は政令指定都市の中で最高で、職員の給与水準は川崎市に次いで2番目に高かったのです。
2006年の人口一人当たりの市の負債額は、政令指定都市のなかで最高でした。
上記のような、常識では考えられない状態があたり前のように続いてきた大阪市。
市長自ら特定の団体に交付金をバラまき選挙応援を受けるなど、数々の馴れ合いによって「役人天国」が生まれ、維持されてきました。




大阪府と大阪市が対立を繰り返していることで税金を無駄遣い。
既得権にまみれた議会はチェック機能を果たさず、赤字が膨れ上がりました。


大阪府と大阪市で別々に成長戦略を進め、二重に投資したり対立をすることにより税金を無駄に使い、つぎつぎと建設された大型施設は、役人経営の見通しの甘さゆえ軒並み経営破綻しました。議会は本来それらの必要性を判断するはずが、既得権としがらみにがんじがらめの議員は、本来の役割を果たすことなく見過ごし、借金は膨れ上がりました。このようなずさんな経営の遺産である府市の借金は市民の税金を1兆円以上無駄にし、現在も利子だけで1日4億円あり、我々の財政を圧迫し続けています。




府も市も税収が減少。
特に、市は財政非常事態宣言へ。


放漫経営の府政、市政のせいで維新政治が始まる前の府の借金は約6兆円、市の借金は約5兆円。
特に平松前市長時代の大阪市は、「このままでは平成27年に財政破綻する」という見通しが発表されるような最悪の状況でした。