Relay Column Verdeのメンバーがリレー形式で毎回コラムを書いていきます!随時更新

第8回(2014.12.01)

防災オンチはダメよ!~日頃の備えが自分を救う~

以前から茨木市に提案してきました「高齢者・障がい者・外国人・子育て世帯など様々な市民に対応した防災マニュアルの作成」がいよいよ実現します。6年もかかりました(汗)。

この30年以内に70%以上の確率で起こると言われている南海トラフ大震災に対する大阪府の被害想定は、大阪市、堺市をはじめ11市3町において津波による死者数が13万3,890人となり、内閣府が想定した9,800人の13倍にも上ります。液状化による全壊棟数の試算も含めるととても大きな数字になります。茨木市は津波の被害は小さいように示されてはいますが(茨木は大丈夫なんや~)と決して安心してはいけないのです。大阪府内で被害に遭われた方、津波から逃げて来られる方々が大勢、北摂・茨木に上がって来られることを想定し、他市からの避難者に対応出来る体制を整えておくことが茨木市民の生命・財産を守ることに繋がると考えます。災害時の他市からの避難者の受け入れ体制もきちんと市防災計画に落とし込んで頂けるよう引き続き提案して参ります。

災害が起こった時には「受援力」がめちゃくちゃ重要だと宮城県仙台市や女川町の方々から教えて頂きました。初期の避難所生活、てんやわんやの中で大量に届く救援物資を誰がどのように仕切るのか、何がどれだけあってこの避難所にはどういう人がどれだけ生活されているのかなど素早く状況把握し、必要なものが必要な方のところに届けられる体制のことを「受援力」と言います。避難所を切り盛りされる避難所運営委員は男性と女性が同じくらいの割合で配置され、それぞれの能力や視点を最大限に活かしながら「受援力」を発揮していただける体制づくりも併せて提案致しました。

今年6月、宮城県女川町に行きました(3度目の訪問)。ここ大阪、関西にいるわたしたちが東北の方々の生活に思いを馳せること、そして、出来る範囲で現地を訪れたり、東北の特産品を購入したり、交流させて頂いたり、考え続けること、行動し続けることが復興を前進させる一助になると考えるものです。

東日本大震災で被災されたお母さんのお話の中で「避難所に真っ先に到着するのは若い元気な男性で、子連れのわたしたちが着いた時には避難所はいっぱいで階段のすみっこに座るのがやっとだった。離乳食は持っていなかったし避難所にも届かなかった。」というのがあります。こういう体験談も教訓とさせて頂きながら、わたし自身も2児の母としての視点、女性としての視点を大切にし「防災・減災」施策の充実にも一生懸命取り組んで参ります。これからも皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。

大野 ちかこ

茨木市

大野 ちかこ

おおの ちかこ

次回は未定です。

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